月面調査隊が真紅の宇宙服をまとった死体を発見。それはほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、年代測定では5万年以上も前に死んでいた。
やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見され・・・
謎が謎をよび、様々な仮説が提示されては、謎が解き明かされ、またもその仮説が崩れ・・・
未来を舞台をするサイエンス・フィクションと考古学とが交錯し、人類進化のミッシングリングの謎にもせまる、わくわく小説。
考古学や進化論などに興味のある方にも是非読んでもらいたいSFです。
続編に『ガミメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』と三部作となっており、『巨人たちの星シリーズ』とよばれています。
更に10年の歳月を経て『内なる宇宙』という4部目も発行されている。
この文庫のカバーもいかにも80年代ぽくって大好きです。
映画エイリアンの一場面を思い出しますよね。
今はどんなカバーになってるのかな?
著 者:ジェイムズ・P・ホーガン
役 者:池 央耿
発行所:㈱東京創元社
星を継ぐもの
1980年5月23日初版/1986年8月29日28版
ガニメデの優しい巨人
1981年7月31日初版/1985年7月5日18版
巨人たちの星
1983年5月27日初版/1986年8月29日12版
2010年3月14日日曜日
夏への扉(The Door Into Summer)
SFをUPするのに、どれを最初にするか迷っていましたが、猫がらみで、これにしました。
『巨匠の名作!』と言われるものなので、「ベタかなぁ~」とも思ったのですが・・・
この文章がたまりません。
いわゆる“時間もの”(タイムトラベルもの)ですが、なんとも人間くさい物語です。
冷凍睡眠(コールドスリープ)、仮死生存状態(ハイポターミア)、文化女中器(ハイヤード・ガール)、計算済みの危険(カルカレーテッド・リスク)などなどのカタカナの振り仮名に、読んだ当時はしびれたものでした。
これから『SFでも読んでみようかなぁ~』という方には、短編から読まれることをお勧めしてますが、『がっつり長編から』というチャレンジ精神のある方には、お勧めします。
著 者:ロバート・A・ハインライン
訳 者:福島 正実
発行所:株式会社 早川書房
(ハヤカワ文庫 SF345)
1979年5月31日発行
『巨匠の名作!』と言われるものなので、「ベタかなぁ~」とも思ったのですが・・・
彼は、その人間用のドアの、少なくともどれか一つが、夏に通じていると固い信念を持っていたのである。・・・
この文章がたまりません。
いわゆる“時間もの”(タイムトラベルもの)ですが、なんとも人間くさい物語です。
冷凍睡眠(コールドスリープ)、仮死生存状態(ハイポターミア)、文化女中器(ハイヤード・ガール)、計算済みの危険(カルカレーテッド・リスク)などなどのカタカナの振り仮名に、読んだ当時はしびれたものでした。
これから『SFでも読んでみようかなぁ~』という方には、短編から読まれることをお勧めしてますが、『がっつり長編から』というチャレンジ精神のある方には、お勧めします。
著 者:ロバート・A・ハインライン
訳 者:福島 正実
発行所:株式会社 早川書房
(ハヤカワ文庫 SF345)
1979年5月31日発行
2010年3月10日水曜日
わたしを離さないで(Never Let Me Go)
う~ん、この小説のラベルをどうすべきか?
悩んじゃう・・・
「提供者」と呼ばれる、ある使命の為に生まれてきた子供たちの人生が、主人公キャシー・Hの回想として“謎解き”のように語られてゆきます。その使命を背負って成長してゆくことの残酷さと悲哀!
特殊な使命を背負った人々の物語ですが、それは“死”を背負って生きている私たち皆の象徴であるのかも知れません。
たしか、押井 守監督の『スカイ・クロラ』という映画を見た後、この小説を読んだのですが、何故か同じ香りがしました。夕暮れ時に、しとしと降る雨と濡れた土の様な香り?・・・
一方は死ぬ事のできない、成長しない(子供の姿のままの)人々の物語。
一方は死によってのみ達成できる使命の為に成長してゆく人々の物語。
対極的なシチュエーションでありながら、同じ香りがするのはなぜなのでしょう?
この著者のブッカー賞受賞作『日の名残(The Remains of the Day)』(映画化もされた)が大好きで、本当はそれから紹介したかったのですが、書棚の何処を探しても出てこない!
貸したり、売ったりした覚えもないのに・・・何処に消えてしまったのやら?
出てきたらUPします!
著 者:カズオ・イシグロ
(1954年長崎生まれ、1960年渡英し育ち、英国国籍を取得)
発行所:株式会社 早川書房
2008年8月25日 発行
悩んじゃう・・・
無難なところで“海外文学”としておきましたが、“SF”も付けておきましょう・・・異論があることは重々承知です。
この著者の作品をSFとするのは南風も気が引けますが、そう読むこともできる?ので・・・
特殊な使命を背負った人々の物語ですが、それは“死”を背負って生きている私たち皆の象徴であるのかも知れません。
たしか、押井 守監督の『スカイ・クロラ』という映画を見た後、この小説を読んだのですが、何故か同じ香りがしました。夕暮れ時に、しとしと降る雨と濡れた土の様な香り?・・・
一方は死ぬ事のできない、成長しない(子供の姿のままの)人々の物語。
一方は死によってのみ達成できる使命の為に成長してゆく人々の物語。
対極的なシチュエーションでありながら、同じ香りがするのはなぜなのでしょう?
この著者のブッカー賞受賞作『日の名残(The Remains of the Day)』(映画化もされた)が大好きで、本当はそれから紹介したかったのですが、書棚の何処を探しても出てこない!
貸したり、売ったりした覚えもないのに・・・何処に消えてしまったのやら?
出てきたらUPします!
著 者:カズオ・イシグロ
(1954年長崎生まれ、1960年渡英し育ち、英国国籍を取得)
発行所:株式会社 早川書房
2008年8月25日 発行
登録:
投稿 (Atom)

