詩集なんて、あまり読むほうではありませんが・・・
この方の詩が大好きです。
横書きで紹介するのもどうかとは思いますが、
こんな詩です。
夜会の一隅
誘われてつい踊ってしまったから もう
愛のふるえに初めて手を握るよろこびはない。
掌(たなごころ)になお火照る きみの冷たい柔らかさを
しだいに消して行く 遠い国の燃える酒。
この詩を詠むたびに、学生時代のことを思い出します。
『なんであの時、あの人と踊らなかったのだろう。たった一度のチャンスだったのに・・・』って。
わぁ~!こっ恥ずかし!
著 者:清岡卓行
発行所:株式会社思潮社
1968年2月1日第1刷/1984年10月1日第16刷
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